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「不都合な真実」
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つながり日記
終止符3
3月31日 午前3時過ぎ 時津の事務所を出た 四角の家は 長崎市内で車で30分 ほどかかる 午前3時半 四角の家に着いた まだ電気がついている 合鍵を使い中に入る  中に入りまず最初にしたのは 今使ったばかりのその合鍵をそっと返すことだった 奥の部屋から光がこぼれている どうやら四角は奥の部屋にいるようだ 奥の部屋に入っていくと部屋の中は 色々な荷物がまとめあげられていた 「いよいよ引っ越すん だなぁ」そんな感じが部屋のそこかしこでしている しかし肝心の四角の姿が見えない とりあえず自分の荷物を探す 漫画本と着替えとを見つけだし 玄関へと持っていった 四角「あ、yas」  四角はロフトで寝ていた どやら1日片付けをしていたためくたびれて寝ていたようだ  yas 「ごめんね遅くなって」 四角がロフトから降りてきた yas 「他に何かあったかな?」 四角「扇風機」 この季節はずれの扇風機は 四角の部屋のクーラーが壊れた時にオレが持って来たものだ yas 「他には?」 四角「ホットカーペット」 ホットカーペットはまだ少し暖かかった さっきまで使っていたのだろう このカーペットは四角の部屋のこたつが壊れた時 オレが自分の部屋で使っていたものを持ってきた もの yas 「もうないよね?」 四角「ラグ」 yas 「うん それはもう破れてるから捨てていいよ 他には?」 四角「テレビ」 yas 「うん それも処分して オレの部屋には大きすぎて入らないから」 四角「いいの?」 yas 「いいよ 四角にあげたものだから」 このテレビは四角の部屋のテレビが小さくて見づらかったので オレが知り合いから譲りうけ四角にあげたものだ 四角「あとDVD」 yas 「あぁそうね ありがとう」 全ての荷物を玄関まで運び出し車に積んだ いよいよ最後の挨拶の時が来た (部屋を見回す) yas 「この部屋にも世話になったね お礼言わなきゃだね」 四角「…」 (四角と向きあう) yas 「今までありがとね 元気でな お互い頑張ろうな」(四角の頭をポンポンとたたく) 四角「やっと実感がわいてきた(泣)」 yas 「なはは 泣くなって」(頭をポンポンとたたく) 四角「(泣)」 (ティッシュペーパーをとり四角に渡す) yas 「これで涙ふけって」 (自分もティッシュペーパーをとり) yas 「オレは鼻水なんだけどね」といって鼻をかんだ どうやら部屋に舞ったほこりが鼻にきたようだ 四角「も~う!」 yas 「泣くなって 顔恐いから(笑)」 (泣きながら) 四角「恐いって何よ!」 yas 「鏡見てごらんよ恐いから」 (四角の前に姿鏡を置く) (鏡で自分の顔を見て 泣きながら笑い) 四角「バカ! 恐いって言わないでよ」 (冗談ぽくオレをたたく) yas 「だって恐いじゃん(笑) もう泣くなって」 四角は泣きながら胸にすがりついてきた 四角の身長は154cm オレが176cm 四角がすがりついてくると ちょうど四角の頭のてっぺんがオレのあごの下にくる yas 「もう泣くなって」そう言って四角を抱きしめ 背中をポンポンとたたいた そう丁度 母親が子供を寝かしつける時のように…四角は泣きじゃくる yas 「わかった 泣いていいから そんかし鼻水服につけたら許さんよ!(笑)」 (四角が顔をあげて オレの顔を見る) 四角「yasは悲しくないの? なんとも思わないの?」 yas 「なはは これでも思い出が走馬灯のようにかけめぐってるんだけどね」 (四角の両ほほを両手でつつみ しっかりと目を見る) yas 「男の子は人前で泣いちゃいけないって親に習ったからね」 四角がまた大泣きし始めた yas 「(今までありがとう)」心の中で何度も言っていた だけど声には出せなかった 声に出すと親から習ったことを反古にしそうだったから… ・・・・・・・・・・・ しばらくたって ようやく四角が落ち着いた yas 「んじゃそろそろ行くね 元気でな 頑張れよ」 四角「yasもね 今までいろいろありがとうね」 yas 「うん」 四角「ねぇ 出かける時のいつものやろう」 yas 「いいよ」 (お互いを力一杯抱きしめる) yas 「ほいじゃ 元気でな」 四角「うんyasもね」 yas 「またどっかで会うこともあるでしょ」 四角「(小さくうなづく)」 yas 「また会おうな そん時まで」 四角「(大きくうなずく)」 yas 「あそうだ! 次会った時はもうさわれないから」 そう言ってオレは 四角の顔のエラを両手で包んだ 四角「も~ぅ!(泣笑)」 yas 「そいじゃね」 最後に軽くキスをして離れた これが朝出かける時にいつもやっていた挨拶だった もうそれもこれが最後… 玄関まで見送ってくれた四角は「車で出るまで」と言ってついてきた 車をUターンさせ窓を開けオレは手を差し出した 四角が手を握る オレも握り返す 二人なかなか握った手を離せないでいる これが最期であることはお互い充分に わかっていたから 徐々に徐々に手が離れ 最後の指が離れた yas 「寒いからもういいよ」 四角「うん大丈夫」 yas 「そっか…んじゃ元気でな お互いがブん張ろうぜ! あぁもう!大事なとこで    噛んだ(笑)」 四角「ホントだよ(笑)」 yas 「じゃあな またどっかで」 四角「うんyasも元気でね!」 オレは車を出した バックミラーには手を振る四角が映っていた
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